最大震度7の地震を観測した熊本県は2日、避難のため車中泊していた70代女性が熱中症の疑いで死亡したと発表した。県は、この地震による初の災害関連死の可能性があるとした。猛暑の被災地で、健康管理が課題となっている。「直接死」かどうか調査中の人を含めて死者は38人。避難所では、1人が新型コロナウイルス感染症と診断された。重症者は13人で、人的被害は計152人に上った。
首相官邸は2日、高市早苗首相が3日に地震の被災状況を視察すると発表した。
家屋被害は4042棟に上り、県は、宇土市、宇城市、八代市、氷川町の4市町で、ホテルや旅館での避難を開始する。受け付けは3日から。宇土市の1世帯は先行して避難を始めた。県は、宇城市と氷川町で3日から、応急仮設住宅の建設作業を行う。
県内ではいまだ8千人超が避難している。県は注意喚起のため「疑い」段階で公表した。気象庁によると、3日は、県内で最高気温40度以上の酷暑日となる恐れがある。
県によると、女性は7月30日に発見された。ガソリンが切れた状態だった。