被爆留学生の足跡知って

広島市の原爆資料館で開催中の企画展「被爆した東南アジアの留学生」=7月

 太平洋戦争中、日本に占領された東南アジアから来日した「南方特別留学生」。広島で学び、原爆の被害に遭った人もいる。その歴史や歩みに焦点を当てた企画展「被爆した東南アジアの留学生」が、9月8日まで広島市の原爆資料館で開かれている。同館で南方特別留学生を体系的に紹介するのは初めてという。

 広島で活動する「南方特別留学生を語り伝える会」などによると、留学生は日本の政策に協力する指導者育成の目的で集められ、1943年に第1陣が来日。東京で学んだ後、各地の高等教育機関に進学した。広島に来た留学生は爆心地から約900メートルの「興南寮」で生活した。

 憲兵の監視下に置かれた留学生だったが、地元住民や教員は温かく見守った。

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