厚生労働省は、過密になりやすい避難所の新型コロナウイルスを含む感染症対策として手洗いや手指の消毒、せきエチケット、マスク着用を呼びかけている。今夏は乳幼児を中心に手足口病が熊本県を含む各地で拡大していることもあり、タオルの共用を避けるなどの対策も重要となる。
基本的な感染症対策として、避難所の居住区域の土足禁止を徹底することや、トイレ近くに手洗い場を設置して使用後や食事前には手を洗うことが大切だ。下痢、嘔吐、発熱などの体調不良を示した人がいたら医療関係者や避難所の管理者に伝えるなど、早期に対応することも求められる。
7月までに各地で感染者数報告が警報レベルとなった手足口病は、2016年の熊本地震でも避難所などでの流行が懸念された。ウイルスは飛沫や接触、便を介して感染し、症状が治まった後も比較的長期間、便の中に排出される。アルコール消毒が効きにくいため、手洗いの徹底のほか、おむつを所定の場所に捨てるなどの対応が必要だ。
このほか喉の奥に水ぶくれができるヘルパンギーナや、咽頭結膜熱などの夏風邪にも注意が必要な時期となる。