熊本の79医療機関で断水、停電

厚生労働省=東京・霞が関

 熊本県で最大震度7を観測した地震で、厚生労働省は31日、これまで県内の79医療機関で断水や停電などの被害が起きたと明らかにした。午前6時半時点では53カ所で被害が続いている。計278の障害者施設でも建物被害などがあり、高齢者施設は熊本県を含めた計4県に拡大して計592施設となった。

 上野賢一郎厚労相は同日の閣議後記者会見で、被災した医療機関について「避難が必要なのは4施設あり、このうち3施設は避難転院が完了した」と述べた。高齢者と障害者施設の一部も避難が完了したとしている。

 厚労省によると、79医療機関の地域別の内訳は八代市24カ所、宇城市13カ所、熊本市13カ所など。高齢者施設は熊本市191カ所、八代市122カ所、宇城市55カ所などで、漏水や壁が剥がれるなどの建物被害や断水が相次いだ。福岡県朝倉市、長崎県南島原市、鹿児島県いちき串木野市でも各1カ所が被災した。

 障害者施設は宇城市62カ所、熊本市57カ所、八代市47カ所で建物被害や停電などが確認された。

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