沖縄県名護市辺野古沖で3月、船2隻が転覆し、平和学習中だった同志社国際高(京都府京田辺市)の女子生徒ら2人が死亡した事故を受け、高校を運営する学校法人同志社(京都市)は31日、第三者委員会の調査報告書を公表した。報告書は、乗船の事前調査をしていなかったことなどを挙げ、法人の安全配慮義務違反が認められると指摘した。
第三者委は31日午後、調査結果について記者会見する。
報告書は「(同志社国際高の教員らの)安全管理に対する意識が欠如していたことが、事故の大きな原因と認められる」とした。
第三者委は再発防止につなげるため法人が3月28日に設置。外部の弁護士3人で構成している。
事故は同月16日に発生。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設に反対する「ヘリ基地反対協議会」が運航する抗議船2隻が転覆し、研修旅行の平和学習で乗っていた2年武石知華さん(17)と、金井創船長(71)が死亡した。文部科学省は5月、抗議船に乗せた点が政治的中立性に違反するとして法人に是正を指導した。