復興庁は31日、東日本大震災の復興事業で2011~25年度の15年間に支出した費用が、計42兆1179億円だったと発表した。分野別では、インフラ整備を中心とした「住宅再建・復興まちづくり」が13兆6342億円で最多だった。
2番目は、東京電力福島第1原発事故の除染などに使った「原子力災害からの復興・再生」で8兆6658億円。自治体財政を支援する「震災復興特別交付税」が6兆2886億円、企業への融資など「産業・なりわいの再生」が4兆5480億円で続いた。
25年度の復興関連予算8301億円のうち1594億円は、年度内に執行できなかった。原発事故被災地の除染や解体工事で関係者との調整に時間を要したことなどが原因。