厳しい暑さの中での避難生活に疲れがにじむ。最大震度7を観測した熊本県では、30日も各地で停電や断水が続き、給水車には長蛇の列ができた。「トイレが流せない」「床で寝るのは体が痛い」。住民らは先行きの見えない不安を募らせる。
震度7を観測した氷川町の役場では、自衛隊の給水車の前に長い列ができた。八代市から訪れた浦口正子さん(77)は「トイレが流せないのが不便。この暑さなので水がないと生活できない」と窮状を語った。
町内の竜北東小には昨晩から100人以上が避難。冷房のない体育館ではなく、空調の効いた教室で夜を過ごした。男性会社員(63)は「床で寝ると腰が痛いが、冷房があるだけありがたい」と話した。