地震動評価の審査ガイド改正へ

 中部電力浜岡原発(静岡県)の耐震データ不正を受け、原子力規制委員会は29日、耐震設計の目安となる「基準地震動」の審査ガイドを改正する方針を示した。不正抑止が目的。事業者や有識者らの意見を踏まえ、改正内容の具体化を進める。

 規制委によると、地震動評価で用いられる一部の計算手法には、事業者が意図的にデータを操作できる余地がある。規制委は9月以降、事業者や有識者との意見交換を通じて課題を洗い出し、来年度中にも改正する審査ガイドに盛り込む。

 山中伸介委員長はこの日の定例記者会見で「恣意性をなくすため一定の制限を加えるが、(ガイドで)方法まで細かく縛ることは考えていない」との見解を示した。

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