【台北共同】半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は29日、熊本県で発生した地震を受け、熊本第1工場(同県菊陽町)の生産設備などの点検を続けた。建物の安全性は、既に確認したとしている。
TSMCによると、工場では28日に最大で震度5強を観測した。従業員は屋外に一時退避したが、建物の安全性が確認されたため順次工場に戻った。ただ設備などに影響があったかどうか「詳細な検査と確認作業」が必要だという。
建設中の熊本第2工場は、余震発生の可能性を考慮して工事を一部中断している。
第1工場は2024年12月に量産を開始。第2工場は28年に先端半導体の量産を開始する計画となっている。
台湾の株式市場では29日、TSMCの株価が下落した。終値は前日比で3・51%安となった。