商船三井グループは29日、新造内航モジュール船の完工記念式典を長崎市で開いた。洋上風力発電の部材を輸送するために設計された日本初の内航モジュール船で、9月から洋上風車の基礎部材の輸送を開始する。
同船は、長さ約130メートルの平らで広い甲板をもつ重量物専用の運搬船で、高い機動性と安全性を備えるのが特長。国内での洋上風力発電の普及と風車部材の国産化を見据え、中国の造船会社に発注し、国内で運航する内航船とした。
当面はJFEエンジニアリングが製造する洋上風力発電用基礎、モノパイルを運ぶ。初運航では、岡山県笠岡市の製造拠点から、洋上風力発電事業を行う秋田県まで輸送する。