28日午後4時27分ごろ、熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・1と推定される。揺れは東海から九州の広範囲に及び、気象庁は一時、有明・八代海に津波注意報を出した。国内で震度7を観測したのは2024年1月の能登半島地震以来。
熊本県警や地元消防などによると、県内では家屋の倒壊や閉じ込めが起きた。八代市内では火災や住宅倒壊、水道管破裂などの情報があり、確認を急いでいる。停電は4万8千戸超に上った。
気象庁は記者会見で、今後1週間程度は同規模の地震に注意するよう呼びかけた。熊本県では最高気温35度以上の猛暑日が続く見込みとし、熱中症にも注意を求めた。
気象庁によると、熊本市南区などで震度6強、熊本県上天草市などで震度6弱、長崎県南島原市と鹿児島県長島町などで震度5強を観測した。建物の高層階をゆっくり揺らす「長周期地震動」で最も強い階級4を熊本地方で観測した。