電子妨害装置技術を共有

バーナム英首相(中央左)とウクライナのゼレンスキー大統領(同右)=27日、英ポーツマス(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国のバーナム首相は27日、南部ポーツマスで、ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領と会談した。ウクライナ軍の無人機(ドローン)運用を支援するため、英国が開発した電子妨害装置の関連技術を共有すると発表。20日に首相に就任後、外国首脳との対面での会談は初めて。

 バーナム氏は「われわれのウクライナへの支持は揺るぎない」と強調した。電子妨害装置の関連技術共有について、ロシアの防空システムをくぐり抜け「標的を攻撃し、ウクライナの人々の命を救うことにつながる」と表明した。

 電子妨害装置は「ストーン・クローク」。タブレット端末ほどの大きさでドローンに搭載する。関連技術や知的財産の共有によりウクライナで量産可能になる。英政府によると、ウクライナでの実戦投入を踏まえ、英国の次世代の長距離攻撃能力を支える技術として採用される見通し。

 両首脳はポーツマスの海軍基地に停泊中の空母クイーン・エリザベスの艦上で会談し、英軍の訓練を受けているウクライナ兵らを激励した。

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