独VW、10万人削減「必要」

フォルクスワーゲンのロゴ(ゲッティ=共同)

 【ブリュッセル共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は24日、競争力強化のために最大10万人規模の人員削減が「必要になる」と表明した。公表済みのドイツ国内での5万人削減に加え、世界で管理部門を中心に追加で5万人減らすことを検討する。中国勢との競争激化や、トランプ米政権の関税強化で業績が悪化しており、経営立て直しを急ぐ。

 オリバー・ブルーメ最高経営責任者(CEO)は24日の決算説明会で、経営合理化のための工場閉鎖は「最終手段だ」と述べた。まずは工場の稼働率向上などに注力する意向を示した。労働組合などと協議し、年内に合理化策を決める方針だ。

 VWが同日発表した2026年1~6月期決算は、純利益が前年同期比35・7%減の25億7400万ユーロ(約4800億円)だった。競争が激化する中国市場での苦戦や、米国での電気自動車(EV)の生産終了に伴う5億ユーロの費用計上が響いた。

 26年通期の売上高予想を下方修正し、前期比で3%減~横ばいになるとの見通しを示した。従来は横ばい~3%増を見込んでいた。

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