厚生労働省のワクチン分科会は23日、高用量インフルエンザワクチン「エフルエルダ」について、予定していた75歳以上に対する10月1日からの定期接種を見送ることを決めた。製造元の仏サノフィの製造工程トラブルで供給が困難になり、薬事承認が遅れているため。
定期接種化を予定していたワクチンは標準の4倍の成分を含み、強い免疫を誘導できるのが特長。従来の標準量ワクチンとどちらかを選べるようにする計画だった。
同社日本法人は「国内製造委託先における一部製造プロセスの確立・検証に想定を上回る期間を要している。有効性や安全性に影響を与えるものではない」としている。