資源開発大手INPEXなどは22日、二酸化炭素(CO2)を回収して地下に閉じ込め貯留する「CCS」計画の掘削試験に向けた準備を千葉県九十九里町で報道陣に公開した。2030年代前半の実用化を目指す。
5キロ沖の海上に全長約90メートルの海洋掘削装置やヘリの発着場を含む施設を建設。来年1月までの予定で13キロ沖の地点と合わせて試掘する。地層が貯留に適しているかどうかを評価する。
地元では計画を巡り、生態系などへの影響を懸念する声が上がる。INPEXなどでつくる共同事業体「首都圏CCS」(千葉市)の屋義昭社長は「理解を得ながら事業を検討していきたい」と説明した。