26年産米、最大4割安

2026年産早場米の前払い金

 一般的な新米よりも早い時期に出回る「早場米」を巡り、主要産地3県でJAグループがコメ農家に前払いする金額が22日、出そろった。集荷競争で高騰した前年に比べて、2026年産は在庫過剰を背景に2~4割下落。コメの値下がり傾向が一層鮮明化した。専門家からは、スーパーなどでの新米の店頭価格は5キロで3千円前後になるとの見方が出ている。

 主要産地は高知、宮崎、鹿児島の3県で、全国の産地が今後の価格設定で目安としている。早場米は九州や四国など相対的に温暖な地域で7月下旬ごろから出荷するコメで、秋ごろに収穫される一般的な新米より早く消費者に届く。

 関係者によると、JA高知県の前払い金はコシヒカリの玄米60キロ当たりで1万4千円となり、前年比で4割程度下落。JAみやざきは1万8千円で、25年産の3万2千円程度から約4割下がった。

 鹿児島県では、複数の地域の農業協同組合(JA)が2万600円程度を提示した一方、1万8千円とするJAもあった。25年産米と比べると2~3割程度安い。

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