【マニラ共同】茂木敏充外相は22日、フィリピンの首都マニラで日本とASEAN各国外相との会議に出席した。日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の理念に基づき、各国の領土・領海防衛に協力する考えを表明した。覇権主義的な動きを強める中国が念頭にあるとみられる。
世界のパワーバランスの変化や紛争対立の激化を踏まえ「これまで築いてきた法の支配に基づく国際秩序はさまざまな挑戦にさらされている」と指摘。ASEANをFOIP実現の「中核」と位置付けた。
協力分野として(1)領土・領海を守る力(2)エネルギーや重要鉱物といった経済安全保障(3)AIなどの技術革新や激甚化する災害対応―の3点を挙げた。