蘇生器具載せずに救急出動

 徳島県那賀町消防署が50代女性を救急車で搬送した際、心肺蘇生のための救命器具を載せずに出動していたことが22日、同町消防本部への取材で分かった。女性はその後に死亡した。消防本部によると、搬送先の病院の医師は「救命器具がなかったことが死亡に影響を与えたとは考えにくい」との見解を示しているという。

 4月上旬、署員が手動式人工呼吸器が入った蘇生バッグを車外に持ち出し自主的に訓練を実施した。その後、女性の夫から119番があり、車内に戻さないまま出動。搬送中に女性の容体が悪化して心肺蘇生が必要になり、バッグがないことが判明した。代わりに心臓マッサージをしたという。

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