上半期貿易赤字1兆円超

財務省=東京・霞が関

 財務省が22日発表した2026年上半期(1~6月)の貿易統計(速報、通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が1兆144億円の赤字だった。半導体などの輸出が増え赤字幅は前年同期に比べ縮小した。中東からの原油輸入量は26・4%減少し、4731万1千キロリットルだった。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖など中東情勢の混乱長期化が影響した。

 6月単月の原油輸入量は中東からは569万2千キロリットルとなり、前年同月比で40・6%減少した。一方、米国からは約5・6倍の272万2千キロリットルと大幅に増え、比較できる1979年以降で最高だった。

 日本は原油輸入の9割超を中東に依存してきたが、米国とイランの戦闘が始まってからは米国を中心に他の地域からの代替調達を進めている。

 26年上半期の貿易収支は輸出が13・7%増の60兆6606億円だったのに対し、輸入は10・7%増の61兆6750億円となった。

 輸出額は、アジア向けが半導体など電子部品が増加。米国向けは建設用・鉱山用機械が増えたが、医薬品が減少した。

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