米イラン覚書1カ月で有名無実化

17日、ニューヨークの国際空港に到着したトランプ米大統領(AP=共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】米ニュースサイトのアクシオスは17日、トランプ大統領が対イラン軍事作戦の強化を数日中に命じる可能性があると報じた。インフラや核施設への攻撃拡大案が浮上している。米軍は同日、7日連続でイランを攻撃。米イランが戦闘終結を宣言した覚書発効から同日で1カ月が経過した。双方が違反を非難し、有名無実化している。

 覚書にはエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放が明記されたが、イランは指定した航路を使わずに米国が商船を通過させているとして封鎖を宣言し、米軍は対抗措置としてイラン港湾を封鎖。攻撃の応酬も激化している。

 イランのガリババディ外務次官は、米国との戦闘終結を宣言した覚書への関与を停止し「現在は履行していない」と主張した。米国が違反したことを理由とした。国営テレビが18日伝えた。

 トランプ氏は、イランが交渉に応じなければ近くインフラ攻撃に踏み切ると警告してきた。

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