大阪商工会議所は17日、定例記者会見を開いた。東和浩副会頭(りそな銀行シニアアドバイザー)は、破産手続きに入ったクレジットカード決済代行の全東信(大阪市中央区)が、約20年前から粉飾決算の疑いがあることに「審査体制の観点で、数多くの金融機関がそういう状況に立ち至っているということは、本当に反省しなければいけない」と述べた。
破産申立書によると63の金融機関が債権者となっていた。債権総額は約1130億円で、りそなホールディングス傘下の関西みらい銀行(大阪市)は21億円、みなと銀行が10億円(神戸市)を融資していた。
鳥井信吾会頭(サントリーホールディングス副会長)は全体像を把握できていないとして具体的な言及を控えた。大阪商工会議所には大阪市内の飲食店や小売店から約10件の相談が寄せられているという。