【上海共同】中国・上海で17日、人工知能(AI)関連製品の大型展示会「世界人工知能大会」が開幕した。習近平国家主席が初めて出席し、開幕式で演説した。AI分野で新興・途上国「グローバルサウス」への影響力を拡大する中国は、米国に対抗してルール形成の主導権確保を狙う。
習氏は、AI技術開発では「人間中心」のアプローチを重視する必要性を強調し、開発途上国のAI展開に中国が積極的な役割を果たす考えを示した。
2018年に第1回大会が開かれ、今回は各国企業約1100社が出展して約3千点の製品やサービスを展示。人間に代わって自律的に作業するAIエージェントを搭載したスマートフォンなどが注目される。会期は20日まで。
中国政府系シンクタンクによると、中国のAI産業の規模は24年の9千億元(約21兆5千億円)から25年には1兆2千億元へ拡大。中国製AIは海外自動車メーカーも車両に搭載するなど存在感を高めている。