第三者委調査を法相に要望

 元大阪地検検事正が元部下の女性への準強制性交罪に問われた事件に関し、森雅子元法相ら自民党議員が16日、第三者委員会を設置してハラスメントの実態調査をするよう求める提言書を平口洋法相に提出した。森氏は終了後の取材に「うみを出し、被害者が二度と出ないようにしてほしい」と述べた。

 提言では、法務省と検察の全職員にセクハラやパワハラなどの被害を聞き取り、調査結果を公表するよう要請した。森氏によると、平口氏は、実施を表明している内部調査を見守ってほしいと説明したという。森氏は「報復を恐れる人がおり、内部調査では足りない」と話した。

 16日の参院法務委員会に出席した高市早苗首相は、内部調査に関し「客観的視点を取り入れた取り組みと聞いている。注意深く見守る」とした。

 事件は、元検事正の北川健太郎被告(66)が在職中、酒に酔って抵抗できない状態の女性に性的暴行をしたとされる。女性は同僚から中傷を受けるなどの二次被害にも苦しんだと訴え、検察に辞表を提出した。

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