「家族が危篤」と装い法廷乱入か

旭川地裁

 旭川地裁の裁判員裁判の法廷に男が乱入し、建造物侵入容疑で逮捕された事件で、地裁は15日、男が警備担当者に「傍聴席にいる親族に、家族が危篤と伝えたい」などと言いながら廷内に入り込んだことを明らかにした。親族が傍聴していた事実は確認されていない。地裁は「切迫した様子で阻止できなかった。侵入を禁止するための対応が徹底できていなかった」としている。

 旭川地検は15日までに、男を同罪で起訴した。

 事件があったのは、先月22日に開かれた北海道旭川市の女子高生殺害事件の判決公判。補充裁判員を含む裁判員9人のうち1人がけがをした。

 地裁によると、男は金属探知機による検査を受けず、親族に家族の危篤を伝えるとして廷内に侵入した。

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