福岡県、不適切な講演料89件

福岡県庁

 福岡県は14日、2021~25年度に開いた講演会や研修会での講師への謝礼金算定に関し、実際の講演時間に、実態の伴わない打ち合わせ時間を加算するなど不適切な事務処理が89件確認されたと発表した。5月にこのうちの一部が発覚したことを受け、全庁調査を実施していた。

 服部誠太郎知事は記者会見で「金額をすり合わせたとみなされることは疑念を招く。今後一切なくしていく」と強調した。

 89件のうち、42件が人と動物の健康や環境の健全性を一体的に考える「ワンヘルス」がテーマ。ワンヘルスを推進する獣医師で、県議会議長の蔵内勇夫氏に対しても、55分の講演に15時間45分の準備時間を充てて10万円を支出していた。

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