韓鶴子総裁に懲役13年求刑

10日、ソウル中央地裁での公判に出席するため、車椅子で法廷に向かう世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁の韓鶴子被告(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国の尹錫悦前政権から便宜を受ける目的で政権側に金品を贈ったとして、政治資金法違反などの罪に問われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁、韓鶴子被告の論告求刑公判が10日、ソウル中央地裁で開かれた。特別検察官側は「個人の利益のために献金を利用し、罪は重い」として懲役13年を求刑した。

 韓被告側は全ての起訴内容を否認している。韓被告側の最終弁論などを行い、午後に結審する。

 起訴内容によると、韓被告は元教団幹部らと共謀。2022年1月ごろ、3月の大統領選で尹氏を擁立していた保守系野党「国民の力」の国会議員、権性東被告=政治資金法違反罪で公判中=に現金1億ウォン(約1080万円)を渡したほか、7月ごろには尹氏の妻金建希被告=あっせん収財罪などで公判中=に、高級ネックレスなどを贈ったとされる。

 韓被告は車椅子に乗って出廷した。韓被告は健康悪化を理由に、一時釈放されている。

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