【ニューヨーク共同】人工知能(AI)開発を手がける米アンソロピックは9日、米連邦準備制度理事会(FRB)の元議長でノーベル経済学賞受賞者のベン・バーナンキ氏を、同社の独立機関「長期利益信託」の委員に任命したと発表した。AIが安全に開発されているかどうかといった事業の監督役として、豊富な知見を役立てる狙い。
この機関は経営陣や投資家から独立した立場で企業統治を担い、取締役を任命する権限を持つ。バーナンキ氏は声明で「AIが人類にもたらす長期的な利益がリスクを大きく上回るよう、力を尽くしたい」と意気込みを語った。