鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった「大崎事件」で殺人罪などで服役し、第5次再審請求中の原口アヤ子さん(99)の弁護団は9日、専門家による新たな鑑定書などを鹿児島地裁に提出したと明らかにした。提出は6月。今月14日に行われる3回目の進行協議で内容を説明するとしている。
弁護団によると、新たな証拠は、原口さんの共犯とされた3人が知的障害などを抱え、取調官の誘導を受けやすい「供述弱者」だったとする鑑定書や、確定判決が認定したタオルによる絞殺では窒息に至らなかったとする実験報告書など。
弁護団共同代表の鴨志田祐美弁護士は、第5次再審請求で提出した証拠について「質、量ともに最大級のもの」と述べた。