他県の捜査情報漏えい疑い

警視庁=東京・霞が関

 賭博店に関する他県警の捜査情報を漏らしたとして、警視庁は8日、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、同庁本所署生活安全課の巡査部長北村歩容疑者(47)=東京都大田区=を逮捕した。また漏えいを唆したとして同法違反容疑で、賭博店の運営に関わっていたとみられる赤沢崇行容疑者(66)=東京都墨田区=も逮捕した。

 逮捕容疑は2025年5月中旬、他県警の捜査対象に挙がっていた賭博店や関係先など、都内や神奈川県内の約10カ所の情報を赤沢容疑者に漏らした疑い。

 警視庁によると、約10カ所は他県警の捜査員が視察する予定だったが、視察時に店舗などは人の出入りがなくなっていたという。赤沢容疑者が関係するとみられる店も含まれていた。

 警察は管轄外で捜査などをする場合、事前に視察先のリストなどを対象の都道府県警に報告する。今回は本所署管内にも視察先があり、北村容疑者はリストの内容を把握できる立場だった。

 北村容疑者は21年10月から、本所署で風俗営業などを取り締まる担当だった。警視庁は情報漏えいの見返りの有無も調べている。

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