【パリ共同】フランス・パリの控訴院は7日、公金不正受給の罪に問われ一審判決で2027年4~5月の大統領選への出馬を事実上禁じられた極右政党、国民連合(RN)指導者のマリーヌ・ルペン前党首(57)の控訴審判決で、有罪を言い渡した。15カ月の被選挙権停止と1年間の電子ブレスレット着用を命じ、被告の大統領選出馬は不透明な情勢となった。
ルペン被告は7日夜(日本時間8日未明)にも、出馬するかどうかを表明する見通し。
過去に3回出馬したルペン被告が断念すれば、被告の「長年の夢」が絶たれることになる。被告は知名度が高く、欧州極右勢力の「顔」とも言える存在で、他の欧州諸国の極右にも衝撃を与えそうだ。断念した場合、RNからはジョルダン・バルデラ党首(30)が代わりに出馬する。バルデラ氏も人気が高く、RN優位の構図は変わらない。
7日の判決は被告に45カ月の被選挙権停止(うち30カ月は執行猶予)を命じた。さらに禁錮3年を言い渡し、うち2年を執行猶予とした。残り1年は電子ブレスレットを装着させ監視する処分。