国立大学病院長会議は7日、全国の44国立大病院の2025年度決算(速報)は経常損益が総額244億円の赤字となったと発表した。赤字額は前年度の286億円から改善したが、物価高騰に伴う医療資材の値上がりや人件費上昇で、厳しい経営が続いている。
病院別に見ると、25年度に赤字だったのは31病院で、前年度から1減った。同会議は昨年10月、25年度決算は赤字総額が400億円を超えて過去最大になる可能性があるとの見通しを示したが、政府の25年度補正予算による医療機関支援で持ち直したという。