奈良県、メガソーラー上告断念

奈良県庁で記者会見する山下真知事=6日午後

 奈良県の山下真知事は6日、同県平群町での大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画を巡り、県の工事許可を取り消した6月の大阪高裁判決に対する上告を断念したと明らかにした。町民らが、水害や土砂災害の恐れがあると訴えていた。

 記者会見した山下氏は「説得力のある判決だと判断した」と説明。判決は、洪水調整池の容量を決めるために採用した県策定の降雨量の基準が不合理だと指摘しており、山下氏は基準の見直しに着手する方針を示した。

 須藤啓二原告団長も記者会見し「ほっとした。開発が進んだ結果、現場は崩れ放題だ。これからしっかり防災し、反省を生かすことが大事だ」と話した。

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