イラン「イスラム体制盤石」誇示

イラン前最高指導者アリ・ハメネイ師の国葬で、米国旗を燃やす人々=6日、テヘラン(ロイター=共同)

 【テヘラン共同】イランで、米国とイスラエルの2月末の先制攻撃で殺害された前最高指導者アリ・ハメネイ師=当時(86)=の大規模な国葬が続き、首都テヘラン中心部で6日、ハメネイ師のひつぎを乗せた車両の葬列が行進した。多数の国民による追悼の様子を国内外にアピールし、圧倒的戦力を持つ米国の攻撃を受けても「イスラム体制は盤石」と誇示する狙い。葬列は4日開始の国葬で主要行事となる。

 国葬には全国各地から約2千万人が集まると見込まれ、対イラン攻撃後初めての大規模行事。公の場に姿を現していない後継指導者の次男モジタバ師(56)が登場するかどうかにも注目が集まっている。

 テヘラン中心部の「エンゲラーブ広場」は大勢の人で埋め尽くされ、歩くスペースがないほどの混雑ぶりだった。イラン国旗がはためき、人々はハメネイ師やモジタバ師の肖像を手に米イスラエルへの復讐を叫んだ。

 ハメネイ師はイランへの攻撃が始まった2月28日、テヘランの最高指導者事務所にいたところを殺害された。モジタバ師が国葬に参列したとの情報は確認されていない。

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