独立宣言の写し、英で発見

英国立公文書館で発見された米独立宣言の写し(同館提供・ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英国立公文書館は3日、1776年に印刷された米独立宣言の写しが館内で発見されたと明らかにした。写しは「エクセター版」と呼ばれ、現存する11部のうちの一つで、米国以外で見つかるのは初めてだとしている。「保存用ではなく、独立のニュースを広く伝えるために印刷されたものだ」と説明した。

 米建国250年の企画展示準備の際にボランティアの男性が見つけた。英国からの独立のニュースを植民地で広めるため、独立宣言直後の1776年7月16~19日に米東部ニューハンプシャー州で印刷されたものだと考えられている。

 同年12月24日、英海軍が米国船ダルトン号を拿捕した際に押収し、英国立公文書館が保管した。同館の責任者は「米国の革命の歴史が大西洋を横断したことを強く思い起こさせる」とコメントしている。

 米独立宣言は英国と戦争中の1776年7月4日に米東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで採択された。「全ての人は生まれながらにして平等であり、生命、自由、幸福を追求する権利を持つ」と明記し、人民こそが主権者だとした。

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