辺野古転覆事故後、初の反対集会

市民団体「オール沖縄会議」が開いた集会で抗議する参加者=4日午後、沖縄県名護市辺野古

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する市民団体「オール沖縄会議」は4日、移設先の米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)がある辺野古のゲート前で集会を開いた。辺野古沖で3月に起きた船転覆事故後、初めて。参加者は「辺野古新基地建設ノー」とシュプレヒコールを上げた。

 同団体によると、市民約600人が参加。集会の冒頭、転覆事故で犠牲になった同志社国際高(京都府)の生徒らに黙とうをささげた。福元勇司事務局長は「命を守ることは、いかなる理念や主張よりも優先すべきだ」と呼びかけた。

 同団体はこれまでほぼ毎月1回、辺野古のゲート前で抗議集会を開いていたが、事故後は生徒の遺族らへの配慮などから中止していた。再開した理由について福元氏は取材に、移設工事が進んでいることに加え、米兵による事件や事故が繰り返されているとして、抗議の声を上げる必要性があると説明した。

 福元氏によると、転覆した船を運航していた「ヘリ基地反対協議会」はオール沖縄会議の構成団体だが参加を見送った。

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