同僚の女性客室乗務員(CA)の体を路上で触ったとして、不同意わいせつ罪に問われた全日空の機長三瀬了太被告(44)の公判が3日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役2年6月を求刑した。弁護側は無罪を主張し、結審した。判決は14日。
検察側は論告で、信頼関係が築けていたなどとする公判での被告の弁解を「自己保身に基づく詭弁だ」と指摘。事実上の上下関係につけ込み、悪質だと非難した。弁護側は、被害者の反応などから、被告が少なくとも同意していると誤信する状況にあったと反論した。
女性は論告に先立つ意見陳述で「人生を大きく狂わされ、許すことは絶対にできない」と声を震わせた。