米、イスラエルの暗殺懸念と報道

 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは2日、戦闘終結に向けた覚書締結を巡る米国とイランの交渉中、米当局がイスラエルによるイランの交渉担当者の暗殺を懸念していたと伝えた。対象はイラン代表団を率いるガリバフ国会議長とアラグチ外相で、暗殺が実行されれば交渉が破綻し、戦闘再燃の恐れがあったとしている。

 同紙によると、米国は中東諸国に対し、イスラエルがガリバフ、アラグチ両氏を標的にする可能性があることをイランに警告するよう要請したという。米政権が両氏の暗殺を疑っていたことは、対イラン攻撃開始当初に緊密だった米国とイスラエルの関係に大きな隔たりが生じていたことを象徴していると分析した。

 イスラエルは対イラン攻撃の継続を主張し、米イランの覚書締結に強く反対している。

 同紙は米イスラエルが2月末に攻撃を開始した当初から、イランの要人暗殺はイスラエルの戦略の一部だったと指摘した。

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