ハンタウイルス収束宣言

スペイン・テネリフェ島の港を出港したクルーズ船「MVホンディウス」=5月11日(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2日、大西洋を航行中だったクルーズ船「MVホンディウス」で起きたハンタウイルスの集団感染を巡り、収束を宣言した。乗客らの健康観察の期間が終了し、新たな症例は出ていないとした。

 WHOによると、クルーズ船を巡る感染者は計12人。他にも既に死亡した1人について、感染していた可能性が高いと分析している。

 ハンタウイルスはネズミなどの齧歯類が媒介。感染者からは、人から人への感染がまれに起きるとされる「アンデス型」が確認された。クルーズ船は5月10日、スペイン領カナリア諸島に到着し、乗船者の大半が下船。最長で約6週間とされる潜伏期間を踏まえ、各国の管轄下で隔離などの対策が取られていた。

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