昨年日本入国、高級ホテル転々

「プリンス・グループ」が本社としていたプノンペンのビル=2025年11月(共同)

 米英政府がアジア最大級の犯罪集団として経済制裁を科したカンボジアの中国系組織「プリンス・グループ」幹部とみられ、警視庁に逮捕された男が、直近では昨年10月に日本に入国し、高級ホテルなどを転々としていたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。男は企業経営などを担う人が条件を満たした場合に与えられる在留資格だったといい、警視庁は男が代表取締役を務める会社の経営実態や資格取得の経緯を調べている。

 男は中国出身のフー・シー容疑者(44)。東京都中央区役所に4月20日、虚偽の転入届を提出したなどとして電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕された。フー容疑者の会社の従業員はこれまでの取材に対し、「今まで(フー容疑者を)見たことがない」と話した。

 フー容疑者は「高度専門職1号(ハ)」という在留資格だった。共に逮捕された中国籍の会社員、李垠宏容疑者(31)の資格は、研究機関などで専門知識や技術を活用する人に与えられる「高度専門職1号(ロ)」だったことも判明。いずれも日本の入管制度が悪用された可能性がある。

最新記事
為替相場 2日(日本時間22時)
キルギスが隣国に燃料供給を要請
小学校火災、教員が私物ストーブ持ち込み
インドへ2兆円規模の民間投資
NY円、160円64~74銭