国内最大級の古書オークション「明治古典会 七夕古書大入札会」の報道陣向け内覧会が2日、東京古書会館で開かれ、ノーベル賞作家の川端康成の代表作「雪国」の草稿や、芥川龍之介のノートなどが公開された。
「雪国」の草稿は原稿用紙22枚で、万年筆で書かれている。川端は1937年に「雪国」を刊行したが、その後も続編を書き継ぎ、それらを合わせて現在の形の「雪国」を完成させた。今回出品されるのは続編の一つ「続雪国」を含む草稿で46年ごろに書かれたとみられる。
入札会の担当者は「書きながら修正を重ねていたり、原稿用紙に付いたインクの汚れをよけて書いたりした形跡がうかがえ、ライブ感が伝わってくる」と話している。