衆院政治改革特別委員会は1日、自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案を巡り質疑を実施したが、中道改革連合や国民民主党など5党は欠席した。自民と維新は質疑後の採決を提案しているが、折り合わず攻防は続いた。森英介衆院議長は同日、与野党幹部と国会内で会談し、皇室典範改正案の今国会成立を最優先に取り組むよう要請。対立する定数削減法案と「副首都」関連構想法案では双方に歩み寄りを促した。
森氏は会談で、皇室典範改正案に触れ「静謐な環境で速やかに成立するため最優先で取り組んでほしい」と呼びかけた。定数削減と「副首都」の2法案について、野党が審議に参加できるよう「互譲の精神」で話し合うよう要請。野党が要求する高市早苗首相出席の衆院予算委員会集中審議の実施に向け、与党側にさらなる努力を求めた。
中道改革連合の階猛幹事長は会談後、記者団の取材に応じ、早急に2法案の審議を中断すべきだと訴えた。
特別委では6月29日に法案の趣旨説明、30日に質疑を実施した。野党は与党の強引な審議に反発、いずれも欠席した。