【ワシントン、テヘラン共同】米中央軍は26日、イランのミサイルや無人機の保管施設とレーダー施設を同日に空爆したとX(旧ツイッター)で発表した。イランが25日、要衝ホルムズ海峡を航行中の貨物船を攻撃したことへの報復と主張した。イラン国営テレビによると、南部ホルムズガン州シリクで26日夜、爆発があった。海峡を巡る緊張が高まれば、最終合意を目指す米イランの交渉に影響する恐れもある。
米メディアによると、米国とイランが17日に戦闘終結の覚書に署名した後、米軍のイランへの空爆は初めて。空爆の発表に先立ち、トランプ大統領はイランによる貨物船攻撃を「停戦合意に対する愚かな違反だ」と交流サイト(SNS)で批判。少なくとも4機のイランの無人機が発射され、米側が3機を撃墜、残り1機が貨物船を直撃したと説明した。貨物船は甲板が損傷したが、航行を続けた。
バンス副大統領は「暴力には暴力で応じる」とXで表明。米イランの覚書に触れ「適用の仕方に異議があるなら電話で話せばよい」と述べた。