26日午後10時28分ごろ、山梨県富士河口湖町で最大震度6弱の地震があった。震度5強を同県大月市で観測。関東地方など広範囲で揺れを観測した。気象庁によると、震源地は山梨県東部・富士五湖で、震源の深さは20キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・6。津波はなかった。
気象庁によると、地震の後、富士山の火山活動に特段の変化はない。地震は富士山と離れた場所で発生しており、火山活動との関連はないとみられるという。木原稔官房長官も「現時点で富士山の火山活動に異常は確認されていない」との見解を示した。
気象庁は記者会見で、今後約1週間は最大震度6弱程度の地震に注意するよう求めた。揺れが強かった地域では地盤が緩んでいる恐れがあり、土砂災害の警報発表基準を引き下げて運用する。山梨県で震度6クラスの揺れを観測したのは1924年以来。
総務省消防庁によると、神奈川県と山梨県で計6人の救急搬送があった。火災の報告はない。
東海道新幹線は東京―静岡間で上下線の運転を見合わせたが、設備点検による安全確認後に再開した。