高市早苗首相は26日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と官邸で会談し、日本政府とIAEAの連携強化を確認した。東京電力福島第1原発を24日に訪れたグロッシ氏に対し「廃炉に向けた取り組みや福島の復興努力への協力に心から感謝する」と述べた。北朝鮮の核開発を巡り連携する方針も確認した。
首相はIAEAによるイラン核関連施設への査察を念頭に「現地での検証などが非常に重要だ。日本としても核問題の平和的解決を後押しする」と指摘。グロッシ氏は「平和的解決へ積極的に貢献したい」と応じた。両氏は次世代原子炉やフュージョン(核融合)エネルギーの早期実現への協力を申し合わせた。