検察審査員氏名、外部流出

検察庁が入る中央合同庁舎第6号館A棟=2026年5月3日、東京・霞が関

 山口地検岩国支部が、岩国検察審査会の審査員の氏名を外部に流出させていたことが25日、関係者への取材で分かった。本来は公開されない情報だが、外部へ送付する文書に氏名が分かる状態で記載される事案があった。

 関係者によると、審査員の氏名を黒塗りなどの処理をしないまま関係文書に記載したとみられる。山口地検はこれまで、事案を公表していなかった。

 岩国検察審査会事務局は氏名の漏えいがあったことを認めた上で、詳細は「検察庁の手続きの中で起きたこと。お答えできない」とした。

 検察審査会は事件の被害者や告発人らの申し立てを受け、検察による不起訴処分が妥当かどうかを判断する。有権者の中から、くじで選ばれた11人が審査。事件関係者とのトラブルを防ぐため、審査員の個人情報は秘匿される。

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