【ジュネーブ共同】自動車の安全・環境基準を協議する国連傘下の「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」は24日、自動運転に関する初の包括的な国際規則を採択したと発表した。国ごとに異なる規制が乱立するのを防ぎ、量産や普及を後押しする狙いがある。
自動運転システムを搭載する車両について、メーカーに安全管理体制の整備や走行データ記録装置の搭載、運用開始後の監視を義務付ける。自動運転システムの性能には「十分な注意を払う人間の運転者」と同等か、それを上回る水準を要求した。
特定の条件下なら運転手なしで走行できる「レベル4」相当の自動運転車を含み、量産車の安全性を審査する際の基準となる。レベル4は、2023年に福井県永平寺町で移動サービスが全国で初めて始まる(現在は運休中)など、実用化の動きが各地で活発化している。