米研究団体クライメート・セントラルは24日、熱中症などのリスクがある危険な蒸し暑い日が、世界で1970年代の年平均10日から、2025年までの直近10年は同23日と倍以上に増加したと発表した。化石燃料の燃焼など人間活動が主な原因としている。日本は70年代の同17日から直近は同40日まで増えた。
湿度が高いと汗が蒸発しにくく熱が体内にたまりやすくなり、熱中症などの危険が高まる。同団体は、熱中症のリスク計算に使われる「湿球温度」に着目。1970年~2025年の各日の湿球温度の最高が25度以上の日を「危険な蒸し暑い日」と定義し、解析した。
国別の直近10年の最多はブルネイで、70年代の年平均175日から302日まで増加した。次に多かったパラオは74日から、シンガポールは151日からそれぞれ280日に増えた。世界の主な961都市のうち、日本国内の最多は福岡で35日から59日に増え、名古屋が27日から、大阪と神戸は28日から、それぞれ57日になった。