植松死刑囚の2度目の再審棄却

植松聖死刑囚(フェイスブックから)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人などの罪で死刑が確定した元職員植松聖死刑囚(36)が新たに再審を申し立て、退けられていたことが24日、関係者への取材で分かった。これとは別に、弁護側が確定記録を精査するなどさらなる再審請求を検討していることも判明。制度趣旨に沿わない可能性もあり、遺族らの反発が予想される。

 植松死刑囚は22年に1度目の再審請求をしたが、横浜地裁は「独自の見解を述べるものに過ぎない」などとして請求を棄却。最高裁が25年10月、死刑囚側の特別抗告を退け、再審を認めない判断が確定していた。

 関係者によると、死刑囚は今年1月、自ら手続きをして2度目の再審を請求。だが横浜地裁が2月に棄却し、再審は認められていない。植松死刑囚は重度障害者への差別的な考えを維持し「自身の行為は犯罪ではない」などと主張している。刑事訴訟法は再審開始の事由として「無罪を言い渡すべき明らかな証拠をあらたに発見したとき」と定めている。

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