【ビュルゲンシュトック共同】イラン革命防衛隊は20日の声明で全ての船舶に対し、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡が再び「封鎖された。近づくな」と警告した。米メディアによると、米中央軍は再封鎖を否定し、海峡は開いていると主張。米国とイランが17日に戦闘終結を宣言した覚書に正式署名した後、初の協議が21日にスイスで開かれる見通し。
米イランの代表団は20日までにスイスに向け出発。米代表団を率いるバンス副大統領は出発に際し、スイス滞在は1、2日間とし、イラン核問題とレバノン停戦に重点的に取り組むと説明した。
覚書にはレバノンを含む全戦線での軍事作戦終結が盛り込まれている。イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラは6月19日に停戦合意したが、その後も応酬は継続。イランは海峡封鎖を手段として使い、イスラエルに攻撃停止を迫るよう米側に求めている。
トランプ大統領は20日、イランとの60日間の交渉期間中もその後も海峡で通航料は課されないとする一方、合意が成立しなければ米国が徴収する可能性があるとSNSで訴えた。