エチレン稼働、低水準続く

三菱ケミカルの茨城事業所のエチレン生産設備(同社提供)

 石油化学工業協会は18日、エチレン生産設備の5月の稼働率(速報値)が68・1%となり、過去最低を記録した前月から0・8ポイント回復したと発表した。原料のナフサの供給不足で低水準が続いたが、中東以外からの代替調達で一定量が確保できたことにより前月比では微増となった。

 中東情勢が緊迫化する直前の2月の稼働率は75・7%だった。ナフサは中東依存度が高く、化学メーカーは米国やアフリカなどから代替調達を進めている。米イランが戦闘終結に向けた覚書に正式署名したことで、今後は中東からのナフサの調達が回復して稼働率の上昇が期待される。

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